拘束体験談①

といっても 私が体験したわけではない
今年 就職した新人♂が 研修の一環として行うもの

うちは 精神科なので 不穏・興奮著しい患者さんが たくさん来る
そういう場合 ベッドに 専門の拘束器具を使って
興奮がおちつくまで 拘束することがある

もちろん「治療上 やむをえない」という 大義名分のもとに。


私たち医療者は 拘束「する」方
患者さんは「される」方

この研修の目的は
「拘束される とは どういうことなのか 考える」
「拘束される という体験をすることにより 普段 自分が 拘束された患者さんに提供している看護が正しいものなのか 振り返る」

研修に協力するスタッフの目的も そこにある

自分達が提供している看護が 患者さんにどういう影響を与えているか を
彼の研修を通じて 振り返る ということ


なにより心配されたのは
研修を受ける彼が たとえ6時間とはいえ 「身体拘束される」ということにより
なにかしらの精神的ショックをひきおこしたりしないか ということ

これについては 事前に ドクターや師長とも面接し
『これ以上やったら キツイ と 思ったら 素直に意思表明すること』と 約束した
研修だから がんばらなきゃ!とか 絶対 無理しちゃダメ


私たちスタッフにも 指示が出された

「彼は 拘束体験研修の間 『患者』です 『同僚』ではありません
 彼に接するときは 患者さんに接するのと同じ態度でお願いします
 メインで接する3人には 役割分担を割り振りますが
 それ以外のスタッフには 特に 役割はつけません
 いつも 自分が患者さんに接する態度で 看護にあたってください」


これは。。。。。 むずかしいよ(--;;


いつも一緒に仕事をしているスタッフが 目の前のベッドに
四肢を拘束され 横たわっていて 
自分達のやることを じっとみている

彼も辛いだろうけど

はっきりいって こちらも 相当辛い


私が新人の頃は こういう研修はなかったので
私自身には 被拘束体験は ない


うーむ(-"-;)



そして

研修当日の 朝がきた
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by latenscurtis | 2004-09-16 23:06 | hospital