拘束体験談②

拘束体験談①


朝 出勤してきた 研修を受ける彼に
「おはよ ゆうべは ちゃんと寝た?」と 声をかけると

『らんさん おはよございます! ちゃんと寝ましたよ~ バッチリ(・・v 』

「そかそか 今日はがんばってね 大変なときはちゃんと言うんだよ」

『うぃっす がんばります!』



医師の指示で拘束(隔離も含め)が開始になるときは
いきなり 暴れる患者さんを押さえつけて 部屋に放り込むわけでは
もちろん ありません
ちゃんと 手続きがある

診察室などで 「これから隔離(あるいは拘束)を行います」という
告知を行う
研修では ちゃんと この場面から 開始

医師が 患者さんに書類を見せながら 説明する

書類の内容は↓

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              身体拘束を行うに当たってのお知らせ


○○○○様

                                     平成×年×月×日

1.あなたの状態が、下記に該当するため、これから(午前・午後○時○分)身体的
  拘束を行います。

2.なお、下記の状態がなくなれば、身体的拘束を解除します。


                      記

ア 自殺企図または自傷行為が切迫している状態

イ 多動または不穏が顕著である状態

ウ アまたはイのほか精神障害のために、そのまま放置すれば生命にまで危険が及ぶ
  おそれがある状態

エ その他(                             )




                            精神保健指定医  氏名 △△××



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(本当は 書類をデジカメで撮影して その画像を載せようかと思ったのですが
ちょっと 生々しいかと思って 転載のみにしました)


医師が 研修を受ける彼に 書類を見せながら説明をする

『○○さん 今の○○さんの状態は この書類のアとイの項目に当てはまる状態です
 したがって あなたの安全を確保するために主治医である私の指示の元に 
 身体拘束を行います
 両手と両足と お腹の部分を ベッドに固定します
 状態が落ち着いたら すぐにはずします
 不本意かもしれませんが 治療の一環として行います 』

「はい わかりました」 研修を受ける彼は うなずいた

もちろん 本当に不穏の患者さんは おとなしく うなずいている人ばかりではない
説明を受ける間も 看護師が両脇をがっちり固めていないと
暴れ出す人も 中にはいたりする



告知を受けた彼は 医師と看護師2名に伴われ
Ns Station を通り抜け 全10床の保護室に向かう

一番奥の部屋が 研修のために空けておいた部屋
置いてあるベッドには すでに 研修を受ける本人が
練習を兼ねて 拘束器具を 自分ですべて設置済み

「○○さん この部屋です」

看護師が 重い 重い 鉄のドアを 開けた
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by latenscurtis | 2004-10-03 20:47 | hospital